料理写真のフレーミングのコツ

道具なんかいらない。家庭でもできる美味しそうな写真の撮り方。その2「フレーミング編」です。

コツはたったひとつです。思いっきり近寄って撮ってみましょう。恐れず大胆に。説明的に全体像をフレームに収める必要はまったくありません。むしろ画面からはみ出すようなアングルが、写真に躍動感を与えてくれるはずです。

ただし近付きすぎると、カメラや手の陰ができてしまいます。光源との関係で角度を変えたり、少し遠ざかるなどすればよいでしょう。すると結局、自然と45度くらいの角度で見下ろすようなアングルになるはずです。これが実際に自分が見ているのに近い角度で、いちばん自然な状態ということになります。